眼鏡について知りたい方に送る美里DIARY★☆★

眼鏡のプラスチックフレームには材質がいくつかに分類できます。その中にセルロイドとアセテートという物があります。現在はアセテートが使われています。2つの違いはどんなことがあるのか調べて知っておくと便利です。

セルロイドがなぜ衰退してしまったのか理由があるので知っておくべきです。もともとアセテートが出てくる前はプラスチックフレームと言えばこれは主流でした。今でもセルフレームという言葉があってプラスチックフレーム元を指しています。

なぜフレームの材質から衰退してしまったのかというと、まず発火性があるという事が挙げられます。そして次に臭いがあるということで敬遠されたとされています。ワシントン条約によって国際取引が禁止され、ヨーロッパやアメリカでも使用禁止となりそのため今ではこのフレームを作るブランドは相当少なくなったという事も大きな理由になっています。

しかし今でもこだわって開発しているところもあります。

どんなメリットがあるのか知っておくべきです。もともとプラスチックフレームに多く使用されていたということで弾力性があって、硬質であること、独特のつやがあり見た目に優れるという点が挙げられます。

弾力性に関して言えば、かける人の顔の形になじみやすいとも言われています。そして人間の顔の形はみんな異なっていますが、これをかけるとその人の顔の形に沿って自然にフィットしてくると言われています。これを愛好する人にはとても評判があります。

またこれにこだわるブランドもあります。日本では今見つけるのが難しいかもしれません。そこで有名なブランドと言えば、金子眼鏡になります。1997年に開発された泰八郎謹製でフレームが再興されたと言えます。

アセテートとの違いはどんなところがあるのか知っておくべきです。現在のプラスチックと言えば、そのほとんどがアセテートになっています。そのメリットは透明度の高い材質であって、着色しやすい事があります。

そして加工がしやすくなっています。硬さ、弾力性といったところで劣りますが、その代わりに加工しやすさが特徴の材質となっています。何も考えないでチェーン店に行くとこのアセテートフレームを買ってしまう事がほとんどです。

色のきれいなフレームにしたいのであれば、アセテートで、劣化しにくいフレームにしたいのであれば、セルロイドで寿命も長くなるというメリットがあります。自分のこだわりの方を選ぶようにします。