2017年05月24日

子供の安全と快適な生活を守るメガネ

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近年、昔と比べて視力が良くない小中学生が増えています。目が見えにくいということは、日常生活をはじめ、学校の勉強や運動でも大きな影響があります。少しでも快適な生活を目指して視力の補正をすることが大切です。

視力が良くないことで考えられる不具合

小学生以上の年齢になると、視力が良くない場合は、学校で授業が受けにくくなります。教科書の文字が読みにくく、席の位置によっては黒板も見えず、成績にも影響します。また、体育や部活などで運動をする場合もボールや敵の動きが見えにくいことで適切な動きができずに不利になったりします。

日常生活でも物が見えにくいことでぶつかったり転倒したりしやすくなり、外にいる時信号や車が見えにくいということは、交通事故の危険性も上がります。自転車に乗っている場合は歩行者を見落とし、衝突する危険があります。

視力の低下が心配される場合は、眼科を受診し、必要に応じて眼鏡を着用するようにします。現在視力に心配がない場合も、パソコン等をする時間が長い場合はブルーライトカットのものを着用することで目を保護することがすすめられます。

小中学生に適したメガネの選び方

小中学生には、年齢に適した眼鏡を選ぶことが大切です。実際かけた時に、いがみがなく、フレームが顔の大きさに合っていて、パッドが鼻の形にフィットしたものを選びます。また、テンプルの肌触りが良く、耳に馴染み、痛くならないかも確認します。

長い時間かけていても違和感なく、楽なものを選ぶようにします。レンズも年齢を配慮して安全性を重視し、傷や汚れが付きにくいものを選ぶようにします。割れた時のことも想定し、危険が軽減されるように、軽いプラスチックのレンズを選ぶのも選択肢です。

そして近年は様々なメガネがあります。おしゃれでかわいいデザインやカラフルな物も多くなっています。機能性や、かけた時のフィット感だけでなく、デザインを重視するのもおすすめです。

メガネの扱い方とアフターメンテナンス

眼鏡は傷ついたり割れたりしないように使用しない時はケースに入れておくようにします。また、レンズを傷つけないようにこまめに専用のハンカチで拭いたり、専用のシャンプーを使用して洗うようにします。そして、アフターメンテナンスも大切です。

子供は一般的に大人より扱い方が乱暴になりやすいので、フレームがいがみやすくなります。いがんだフレームのまま装着していると、視力は十分に補正されずイライラしがちになり、視力に影響が出る場合もあります。特に小中学生は動くことが多いので、型崩れしている場合は修理などメンテナンスが必要になります。

そして、子供は成長と共に骨格が変わります。装着した当初は合っていても、成長に従ってフィットしなくなった場合は新しいものと交換し、不快感なく快適に過ごせるようにすることが大切です。